桑の実が盛んな季節です。
昨日おとといと二日続けて桑の実のジャムを作りました。
瓶にして1ダースほど出来たので一応ジャム作りは終了です。
あとは自由に染め物に使っていいことになってるの。
ですから今朝は朝活で桑の実摘みをしました。
今回は布を染めるためなので、食用の時のように気を使わなくてもいいだけ楽。
それでも小さな実を集めるのは結構時間がかかりました。
結局普通のパスタ鍋に半分強の実を集めてそれ以上はギブアップ。
鍋に集めた実を火にかけてジュースを煮出しました。
それが原液です。
原液にシルクデシンのような目のつまった絹を浸してみたのだけど、
布に水分が染み込みにくい生地で
きつい染めムラができてしまいました。
写真は濡れている状態のなので色が濃くて染めムラはあまり目立ってません。
でもアイロンをかけると、
ムラよけにと思って置いていた抑え葢の形にムラになっていて、
心配が余計なことになってしまいました。
桑の実の紫はヤマブドウのより赤が強い気がします。
でも乾いてアイロンをかけたらほら
ヤマブドウの紫と似ているけれど微妙に違うから
それが面白いでしょ。
桑の実がこんなに素敵な色を出してくれるなんて
すごく嬉しい。
だって桑の実でジャムを作り。桑の葉で黄色い染め液をもらい、
お茶もできますし、新芽を天ぷらにして食べたりもします。
桑が私たちの生活に与えてくれるものの大きさに
感謝感激。
第一絹だって桑の葉しか食べないお蚕様からいただいているのです。
かつて日本中を席巻していた桑の木も
残っているところが少ないのかもしれませんね。
私が小学校の時に毎日通った桑畑の道。
懐かしい思い出。
いつまでも大事にしたい桑の木ですね。